kunchan愛聴記

music

ASIAN KUNG-FU GENERATION　初ライブ参戦への道のり
"NANO-MUGEN FES'' in 武道館」2004.7．1


2004年5月、wouwouでライブとメンバーのトーク等をまとめた放送を見たのが運のつきでした。

基本的には、昔からライブは大好きなのですが、CDだけ聞いていた感じでは、
アジカンはちょっと年齢オーバーかな・・・と。（自分の事は、良く分かってます）
「巨人の星」の姉ちゃんのように（またしても年がバレバレ）、木の陰からひそかに応援し続けようと、
考えた時もありましたが、やっぱり、行きたいじゃない！！
そして、「絶対行きたい！何が何でも行きたい！」に変わるのに、時間はかからなかったです。

そんな私の思いが通じたのか、2004年7月、武道館での初ライブ決定。
そして運良くアジカンのHPから、スタンド席が取れたので急遽ライブに参戦が決まり、
私的には、かなり舞い上がった生活を送っていました。

一番の問題は平日の6時半から・・・子供達ははどうするか・・・
少しずつライブ活動は再開はしていましたが、(年1回ぐらい)やっぱりなかなか夜は、出歩けないしね。
ということで、4年生の双子の世話を、実家に頼みました。かなり遅くなることも想定して、もうお泊りでお願いです。
次の日は、朝1番でうちに送ってもらい、また学校に行くという、完全に自己中心的なスケジュールです。
家族の暖かさ、ありがたさを感じつつ、アジカンライブに参加する事ができました。
ほんとに、ゴッチがいつも歌った後に言う「アリガトー」という気持ちでいっぱいです。

そしてとうとうアジカンライブに行ってきました〜！
ライブレポ風に書こうかとも思ったのですが、最初から最後まで休憩なしのアクセル踏みっぱなし状態のため、
曲順等、全て頭の中は真っ白で帰ってきました。ということで、とりあえずまとまって無いけど、
私の熱い気持ちを書き綴っていこうかと思います。興奮状態のため、分かりにくくても、お許しください！




「ASIAN KUNG-FU GENERATION　presents
"NANO-MUGEN FES'' in 武道館」
2004.7．1


左からQuip/チケット/パンフレット首からかけられるロボットも貰いました。

5時半入場開始でしたが、kunchanは6時過ぎに九段下に着きました。梅雨の時期ですが、天気は晴れ。まだ全然明るい！
日記にも書きましたが、この日は平日で、夫は会社から来るため、会場の席で会う事にしていました。
ということから、一人で武道館に向ったわけです。


武道館は慣れているので、想像通りの若い子達の間をすり抜けやっと入り口近くにたどり着いたけれど、
すでに、アジカングッズを買う為の長蛇の列ができていました。
けっこう楽しみにしていたshoppingは諦め、武道館へ向ったところ、武道館正面階段横のテント状のショップ（長！）には、
やっぱり絶対入れないように、しっかりガードされていましたが、「Quip」というインディーズ専門雑誌？のような本を,
お姉さんが私達道路の方に乗り出すように売っていて、並ばなくてもいいと言われたため、
アジカンライブ初参加記念品として、買ってきました。
表紙は、アジカンメンバーが武道館の前で並んでいる写真で、アジカンのインタビュー記事はもちろん、
アジカンのインタビューが入ったCDも付いていて結構満足度が高く、嬉しかったです。
（アジカンの表紙は、一応限定1000部とおっしゃっていました・・・）
なかなか、本題に入れませんが、kunchanにとっては一大イベントだったため、ご容赦下さい。


やっと席にたどり着き（南西、2階席前から3列目）、しばし周りを見回すと、
「う〜ん、浮いてるような、浮いてないような・・・」（私の事です）
確かに若い子は多いけど、男の子もいっぱいいるし、よくよく探すと、あっちに一人、こっちに二人と
おじさんや、小学生の子供づれのお母さんや、本物のおばさんと、お仲間がいっぱいいる事を発見しました。
私は怪しいお姉さん、もしくは若作りのおばさん。本物のおばさんと若作りのおばさんの違いはあ、どこでしょうか・・・
かなり微妙・・・。
最後のとどめが、隣のお一人参加のOL風のお姉さん。私よりはずっとお若いでしょうが、
まあ後ろから見れば、ファッション的にはそんなに違いは無いだろうし、（そう思っているのは私だけ？）
何より、お一人参戦が嬉しかった。私もオットがうんと言わなかったら、一人参戦のつもりだったので、
そしたら、今頃はお友達になって、メールとかしていたかも・・・
とか色々考えているところへ、オットも背広姿で登場しました。
自分のことは棚に上げ、「ちょっと浮いてるんじゃな〜い？」とは思ったけれど、
人間カッコじゃないさ！ここにいる事が大事なのだ！！とかなりの開き直り状態に、
ライブのハイテンションもあいまって、自分でも久々の開放感を味わっていました。
いつも子供がちょろちょろしてるし、その状態は、それはそれで大好きだけど、
「その心配が無い」ということは、子供を持ってみるとかなり大事です。
でも今9歳だから、もうちょっとして、子供と一緒に参戦するのが夢なんだ〜！
アジカ〜ン！それまで絶対活動を続けていてね〜。

そして、いよいよ始まりました。
始まりの時に、ゴッチの案内スピーチ（こうは言わないかな？）が入り、
もうそれ聞いただけど、テンションはさらに上がりました。


ASIAN KUNG-FU GENARATION presents　
ゲスト
*｢GOING UNDER GROUND」
*｢ストレイテナー｣
*「ACIDOMAN」


「どういう感じのライブになるのかな？もしかしてアジカンのライブが短いのかな〜？」
と思って参加した私は、心が狭かったです。
「ごめんなさい。」

｢GOING　UNDER 　GROUND」約40分位、
｢ストレイテナー｣約３０分位
「ACIDOMAN」約３０分位

順に各々演奏し、その間の楽器等の舞台変えに１５分位かな〜？
その間は、舞台上の大スクリーンに映像と音楽がずっとかかっていました。
でも、その位の休憩時間が無かったら、アジカンまで皆もたなかったと思います。
それ位、最初からパワー全開状態でした。どのバンドも初めてだったけど、皆楽しめました。
そして、どのバンドの方も、
「アジカン、呼んでくれてアリガト〜」と叫んでいた事に、
アジカンを中心とした友達の輪を感じて、なんだかとっても嬉しかったです。
そして、その輪に自分も参加できて、ほんとにいい企画だな〜と、つくづく思ってしまいました。

私は｢GOING　UNDER 　GROUND」が良くて、オットは 「ACIDOMAN」がいいと言ってました。
GOINGのそうさんが、友達の旦那にそっくりで、そこへキャラまで同じで、容姿が似ると、性格まで同じなんだろうか・・・と
くだらない事を考えつつ、でも歌はアジカンとは違うけど、なんかしみじみ暖かくて、ちゃんとCD聞いてみたくなりました。

そして待ちに待ったアジカン登場。この時すでにもう9時は回っていました。
ここまでに、もう十分普通のライブでのエネルギーは使っていると思います。
でも、やっぱりアジカン。メンバーも熱かったが、私達だって、負けてはいなかったぜ！
最初からファン（ほとんど）全員総立ちのこんな熱いライブは初めてです。
(今時の、たいした事無いけど勿体無いから立つ、というのとは違います)
運動不足の上、やや高齢ですが、ずっとはねとびしながら、時々双眼鏡（ちっちゃいけど、かなりいいやつ）を見る、
という高度な技を使いつつ、ノリノリで楽しんできました。

一曲目はやっぱり「サイレン」でした。
大きなスクリーンに、高速道路を走っているような車窓の風景(都会のビルの中)が映り、
曲とシンクロしながら「サイレン」の世界に引き込まれました。
そして、｢無限グライダー」大好きな曲なので、生に聞けてすごく嬉しかった。

サイレン(映像付き）
無限グライダー
ループ＆ループ
アンダースタンド
エントランス
リライト(新曲)
羅針盤
フラッシュバック
未来の破片
君という花

CDで聞いていたゴッチの声より、生の方が少し高いような気がしました。
初め２曲位は緊張していたみたいなので、そのせいか会場のせいかは、判らないけれど。
そして、この間3回位、汗拭き休憩とゴッチのしゃべりが入りました。
でも、時間が無いからか、もう少し色んなお話も聞きたかったな。
誰かが｢メガネ〜｣と叫んだのに対して、
｢ほくろのある人にほくろ〜と言わないように、メガネの人にメガネ〜と言うのは失礼でしょう。メガネは顔の一部です｣
とゴッチが返答したのが印象深かったです。
アジカンライブは初めてなので、いつもこんな感じのトークなのかな〜？と思いました。

ENCORE（アンコールで）
N.G.S
遙か彼方

ここでもうすでに10時を越えていて、もう1回位アンコールで歌って欲しかったのですが、
ゴッチの1本締めでお開きとなりました。
アジカンのファンは皆お行儀がよく、会場の明かりがつくと同時におとなしく帰り始めました。
少しは騒ぐ子がいるんじゃないかと思ってましたが、やっぱりアジカンファンはみんないい子だ！と見直してしつつ、
私的にはしぶしぶ武道館を後にしました。

とにかくはねとびしっぱなしで楽しんできましたよ〜。
｢君という花」でみんなと一緒に「らっせーらっせー」も言えたし、
もう、さいこ〜！
(wouwouのビデオで｢わっせーわっせー｣と言ってるんだと思ってましたが、その後、違う事が分かりました。)

帰り、武道館から九段下の駅へ向う途中、武道館のお堀越しに見えた月は美しかったです。(見ましたか？）
放心状態でうちに辿り着き、フルーツたっぷりゼリーを食べ(疲れると甘い物が食べたくなりませんか？)
子供の2段ベットに転がり込んで、朝まで爆睡しました。
いや〜楽しい1日でした。





フジテレビ721・・・2004/0７.18(日）23:00〜25:00で放映された
「ASIAN KUNG-FU GENERATION　presents
"NANO-MUGEN FES'' in 武道館」を見て。

会場からはメンバーの顔までは今一よく見えなかったけど、皆すごく楽しそうに演奏していて、
それが分かったことが、良かったです。それから、曲順を確認できたのもほっとしました。
途中、「遙か彼方」のビデオ撮影の映像が入っていて、びしょぬれになったゴッチが、メガネをはずして
タオルで顔を拭いている映像が、なんかすごく新鮮だったです。
メガネで随分イメージ違うんだね。（もちろん良い意味です）


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