kunchan愛聴記

music

ASIAN KUNG-FU GENERATION　Ｔ●ur
酔杯２●●４.１２/６
N●Member,N●vember

この内容は、tea roomの内容を基にまとめています。

待ちに待ったアジカンワンマンライブ　in武道館。
今年のツアー最終日、そして武道館での初ワンマンライブということで、武道館は超満員。
（NANO　MUGEN　FESは、3バンド合同だったので)
席は南、ほぼ舞台の真正面２階席かなり上の方だったのですが、
CD－R？用カメラさんの横だったので、上の方としては、結構いい席でした。

６時開始だったけど、実際は６時半にはなってなかったかな？
舞台中央に黒白のチェッカー模様(市松という意味です）両サイドに黒の壁風の物が作ってありましたが、
やっぱりいたってシンプルです。これは、下北沢のシェルターを真似して作ったそうです。

メンバーが順番に、いつものTシャツ姿で登場。
最後ゴッチが出てきて舞台中央で、喜びダンス？を披露！しょっぱなから向うもこっちもハイテンション。
いい感じで、ライブへの期待が高まります。
1曲目がどの曲で始まるかと思ったら、ソルファの1曲目と同じ「振動覚」。
この曲は、私の中でもベスト10に入る曲だし、今回のライブの1番にふさわしい、ロック魂溢れる曲なので
さすが！と思いました。
まあ、曲解説をしてもきりが無いので、曲順は次の通りです。
今回は余裕もでき、曲目をメモるという、高度な技を身に付けました。
ライブのﾉﾘが途切れるなら止めようかとも思ったけど、そうでもなかった。
これこそ、愛の力か・・・。

演奏曲

１．振動覚
２．リライト
３．サンディ
４．フラッシュバック
５．未来の破片
６．君の街まで
７．２４時
８．Re：Re：
９．マイワールド
１０．夜の向こう
１１．ラストシーン
１２．無限グライダー
１３．サイレン
１４．ループ＆ループ
１５．アンダースタンド
１６．NGS
１７．遥か彼方
１８．羅針盤
１９．君という花
２０．海岸通り（弦一徹ストリングス）

アンコール

２１．青の歌
２２．Hold me tight

約２時間、3～4曲ごとに少しMC（休憩）は入ったけど、ほとんど曲紹介ぐらいで、後はブッチギリで演奏されました。
｢このライブの後、倒れるぐらいまでやる！」と最初に宣告してくれた通りの熱いライブでした。
そして、新しいアルバムの曲と以前の曲を、みんなで大合唱！すべて、発散！最高に楽しめました。

20番の「海岸通り」は、アジカンからのサプライズ。
バックのカーテンが開いたかと思うと、うしろに弦一徹ストリングスの皆さん(10人以上いらした気がするけど・・・)が勢ぞろい。
バイオリンを中心にした一緒の演奏は、すばらしかったです。やっぱりこれがオオトリでした。

それと、とっても心に残っているのが、ＭＣのたびに、ごっちが「ありがとう」と言っていた事。
(ゴッチの誕生日が12月！ということもあったけど)
この言葉を何回聞いたことでしょう。これだけ急に売れて、でも、自分足元を見失わない言葉だと思います。
そういう気持ちは、生き方すべてに共通するもの。そういうところでも、とても気持ちの良いライブとなりました。

話は変わりますが、なぜだかkunchanの前の１列は、まったくのってない１列でした。立っている人若干１名。
後ろも４人位の今時のお兄さん。しかしいまいちのってない。
とくに私の前の２人。一人は結構端正な感じの２０代後半の男性。(ちょっと業界風？の方。勝手な想像です)
もう１人は同じくらいの女性。アベック(死語でしょうか？）ではありません。
この２人は、なんだか姿勢がすごく良くて、正しい姿勢でずーっと、クラシックでも聞くかのように、身動きせずに聴いていました。
男性の方は、唯一最後の方のノリノリの頃に、わずかに頭が縦に揺れているのは確認しました。（ちょっと嬉しかった)
(熱心に聴いているし、どうもつまらないわけではないらしい・・・)周りのことは、どうでもいいちゃぁどうでもいいけど、
この２人見てると、ブラックホールのようにエネルギーを吸い取られていくような気がしたのは、私だけでしょうか・・・
別に立つ必要は無いけどさ・・・・・。（私も高齢なので、休み休みですが）
もう少しノリノリの若い子の間で楽しみたかったような、これが今の自分には、ちょうど良い位置だったのかな～と思うような、
複雑な気持ちが、湧いては消え、湧いては消え・・・(オットは落ち着く席で喜んでた・・・と思う)

でも、ライブ自体はすごく良かったし、照明の色がとにかくきれいでした。
微妙なグラデーションのブルーは特に最高！
あ～楽しかった。
今年のイベントは、これで終了！来年はどんな年となるのでしょうか。

左・・・武道館　　　　　　　　　　　　　　　　↑Click here

右・・・「アジキャン」と言うメンバーの顔の金太郎飴。一応今回のツアーグッズ。
かなりくだらないが参戦土産です。帰りにグッズショップを覘いて見たけれど、Ｔシャツなどは売りきれで、
こんなもの買ってしまいました。でも、飴の顔はかなり似ています。すごいぜ！

番外編
「大きなたまねぎの下で」

ライブの最後の方で、武道館の屋根にのっているたまねぎの話が出ました。
ゴッチも、「たまねぎが見れて良かった」みたいなことを言っていた様な気はするけど、忘れてしまいました。

ｋ「屋根のたまねぎって何？｣
O「武道館の屋根に、たまねぎのってるじゃない。知らないの？｣
ｋ「え？、そんなののってたっけ？｣
O「大きなたまねぎの下でって、爆風スランプが歌ってるじゃん」
ｋ「それはたまねぎ畑の歌でしょ？｣
O「ほんとに知らないの？みんな知ってるよ！｣
ｋ「みんなってだれ？」
O「みんなだよ」

この会話は
ｋ・・・kunchan
O・・・オット
です。

武道館の屋根のてっぺんにのっている、大きなたまねぎみたいなのは、疑宝珠（ぎぼし）と言うそうです。

大きさは
幅５．１５ｍ
高さ３．３５ｍ

よく橋の欄干とかにも、この栗みたいな形の金の飾りが付いています。

爆風スランプの｢大きなたまねぎの下で」と言う曲は、ヒットしたけれど、その時はよく詩も聞いていなくて
上でも書いたように、たまねぎ畑の歌かと思っていましたが、新たに詩を読んでみたら、とてもせつない詩でした。

１度も会ったことの無いペンフレンドの彼女に、なけなしの貯金で買った武道館でのコンサートチケットを送ります。
「あの大きなたまねぎの下で、初めて君と会える｣
そしてどうなったと思いますか？
やっぱり彼女は来てくれなくて、彼女の席は冷たいまま。彼はアンコールの拍手の中、席を立ち飛び出します・・・・

あ～せつない・・・
「ペンフレンド」・・・この言葉もせつない・・・
(ペンフレンドも文通も、今となっては死語ですけど、知ってますか？）
「こんなこと、今頃書くの、恥ずかしいよ｣
と、オットに言われましたが、なんだか書かずにはいられなかった。
まったくアジカンとは関係ない話となってしまいましたが、ご存知でしょうか？

このライブのDVDが発売されて、購入しました。
「映像作品集2巻（ＤＶＤ）」・・・2005/04.20

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